公益社団法人有隣厚生会は、御殿場市が誕生した昭和30年に、 地域社会の福祉増進を目的に医療事業を行なう公益法人(民法第34条)として、 御殿場市で活動を開始しました。
当時は地域唯一の病院であり、初代市長 勝又春一氏にも法人の理事に就任していただき、
市政を反映した病院運営を行なってきました。
また昭和32年には、時の静岡県知事 齋藤寿夫氏にも理事に加わっていただき、
北駿地域の医療の要として、県の意向も反映しながら運営してきました。
御殿場市長には、以来、平成8年まで継続して理事を務めていただき、
連携を深めながら今日に至っております。
私どもは今後とも、当地域の方々に医療、保健、福祉、教育等の事業を通じて、 地域社会の福祉の増進及び地域住民の生活向上に寄与し、 住民の皆さまの生活向上に繋がる事業に取組んでまいります。
当法人は、静岡県の市部に在って唯一公立または公的病院のないこの御殿場市・小山町に、 富士病院・富士小山病院・東部病院・共立産婦人科医院の4病院を運営し、訪問看護ステーションごてんば、 グループホームごてんばの在宅・介護事業のほか、住民に対する医療健康づくりのためのセミナー、 講演活動、医療人材の養成支援、各種相談、研究会・学会発表活動、看護学校の運営支援、 奨学金の貸与等の事業を総合的に行っております。
以下の5点を重点項目として掲げ、公益に叶う活動を推進しております。
極端な医師不足のこの地域を医療過疎にしないためにも、
私たちが率先して地域住民のために、医療、保健、福祉などについて質の高いサービスを包括的に提供し、
住民の健康と福祉のレベルの高い地域づくりに努めます。
職員一同一層の地域貢献・公益実現のために邁進する所存ですので、
皆様には引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。